2007年5月21日

肥後物産通信5月号 油シミの処置

【産地状況】
生産農家では外仕事(網入れ作業・施肥・稲の苗つくり)と並行
して畳表製織が行われています。い草の生育は順調のようですが、
朝晩の冷え込みからか、「若干、伸びが足らない」との声も聞か
れます。
農協市場の出品枚数は、昨年と比べほぼ変わらない状況となって
いますが、品質の良い品は非常に少なく見受けられます。

【頂きました質問から】
Q:畳表に油シミがあったとき、痕の残らない処置として、どのよ
うな処置が効果的でしょうか?

A:私ども産地では、ミョウバンを使用した処置が一般的です。
(ミョウバン:漬け物や草木染めなどに使われます。薬局に行くと
「焼きミョウバン」と言う白い粉が売られています。1袋/500円程)
▽油シミの処置
ミョウバンによって油分をからめ取る手法ですが、非常に効果的
かと思います。

 

油染み(処理前)

拡大写真

abura01.jpg abura01_kakudai.jpg

処理にミョウバンを使用して、スポンジ等でこすり油分を絡め取る

 
abura02.jpg abura02_kakudai.jpg

油染み(処理後) 

 
abura03.jpg abura03_kakudai.jpg


また、皆様からこのようなご質問・情報などありましたらお知らせ下さい。

投稿者松永:2007年5月21日 18:08

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