2008年6月13日

肥後物産通信6月号「JAS格付のための検査方法と格付のしくみ」

【新JAS規格についての質問から】
Q:JASの規格改正がありましたが、JAS1等品など表によっては品質の差があると感じますが、格付検査のしくみはどのようになってるのでしょうか?

A:現在、JAS認定事業者となった事業所(問屋等)では、事業所ごとの自己責任をもって格付検査が行われています。
その検査方法については、農林水産大臣が定めたものに基づき、登録認定機関(熊本県い業協同組合)より指導がなされ、各事業所ごとに適正な検査がなされていると思いますが、その製品の品質においては、各所事業所の判断と責任に委ねられています。

▽格付のための検査方法と格付のしくみ
格付けの検査方法は、農林物資の種類ごとに農林水産大臣が定めています。
JAS規格に適合する製品であることを確認する為、検査はいずれかの方法により行われます。
1.製品から試料を抽出(サンプリング)して検査し、判定する
  (品位、成分、性能その他の品質について)
2.生産の記録を検査し、判定する
(*弊社では1の方法で検査を行っています。)
格付のしくみ.jpg
                          ~JAS規格による格付  品質管理者講習資料より~

投稿者西:2008年6月13日 17:49

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