2010年7月10日

肥後物産通信7月号「収穫時期のイ草の先枯れについて」

【産地状況7/15】
・収穫状況:産地全体では約7割の進捗。本刈り草(中間刈)が収穫されています。
・品質について:昨年より収量は少ないようですが、先枯れの少ない草が収穫されていると 聞かれます。また、梅雨に入り伸びた田んぼでは3~4番草あたりに多少先枯れ、着花が見られるようです。

▽収穫風景(7/10撮影)

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【収穫時期のイ草の先枯れについて 通信4、5月号の補足】
5月号で「イ草の灯芯が充実し、収穫適期になると先端部分の一握りほどに先枯れが表れる」とお伝えしました。そこで、この先枯れの状態を撮影してみました。
肥後物産通信4月号
肥後物産通信5月号
▽品種 ひのみどり(撮影7/10)

 

 

2010.sakikare1.JPG

2010.sakikare2.JPG

・イ草の先端が少し赤茶色になっているところが、新芽の先枯れです。
・生産農家では収穫適期の目安となり、少し赤くなった方がイ草が堅いといわれます。
・久~万に使用される140㎝以上の長いイ草にもこの先枯れがありますが、製織時にはほぼカットされる事になります。

投稿者西:2010年7月10日 13:42

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