2006年7月22日

畳のメンテナンス:カビ処置・ダニ発生について

5、カビ処理

  • カビが発生する原因
    カビは土や空気中に多く散在し、空気のあるところにはカビが存在します。湿度70%以上でカビの発生が始まります。
    梅雨時期には、部屋を閉め切った状態ではカビが発生しやすくなります。特に新築住宅の場合、建材資材の含水率が高い場合があります。
  • 処理
    1.畳を十分に日光にあて、干します。
    2.ブラシで丁寧にカビをとります。
    3.掃除機で、畳の目にそってカビを吸い取ります。
    4.根気よく丁寧に行うのがコツです。
  • 6、ダニ発生について

  • ダニが発生する原因
    1、室内温度が20~30度、湿度60~80%
    2、エサがあること
    3、潜んで卵を産める場所があること
  • 以上3つの条件が揃うことによって繁殖します。特に大量発生する条件は気温25~28度で湿度が70~80%という高温多湿の条件がダニの繁殖に最も適しています。

  • ダニを発生させないために
    1、掃除をこまめにする
    2、畳の上にジュータンやカーペット等の重ね敷きをしない。
    3、窓を開け、室内の風通しをよくする。
    4、室内でのペットの飼育はさける。
    5、加湿器を過剰に使用しない。
     
  • ダニ対策
    1、ダニは人間のフケやアカ、食品のクズなどをエサとしているので、こまめに掃除を行なえば、さほど気にならなくなります。
    2、畳の表面にいるダニには、電気掃除機をかける方法が1番有効です。ゆっくり丁寧にかけて下さい。
  • 畳は生き物です。大切に扱うことを忘れないで下さい。

    投稿者higo:2006年7月22日 18:10

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