2013年3月13日

肥後物産通信3月号「い草刈り1日のスケジュール案内」

い草刈り1日のスケジュール案内】
 最近は産地でのい草刈り体験や、織っている現場の見学などで、産地へ訪問される方が少しずつ増えているようです。これらの体験や見学が実際の施主様との商談において、生かされているとお聞きします。
大変良いことだと思い、現在弊社では今年の産地での勉強会と刈り取り研修を企画しております。

参考までに刈り取りの1日のスケジュールをご紹介致します。
農家によっては機械設備などの違いにより、時間や順番に違いがあります。

4:00-6:00 釜出し
kamadasi.jpeg
染土のホコリでかなり環境が悪い中での作業となります。マスクが必要です。
中央の機械でい草を揺さぶり、ある程度の染土を落とします。手前が結束部分です。8〜10束を1つに結束します。


6:00-8:00 釜入れ 収納(釜出しのい草を倉庫に保管します)朝食
kamaire.jpeg
これから乾燥するい草を乾燥釜に入れます。
ひと束ひと束、均等に綺麗に並べていきます。慣れないとなかなかスムーズにはいきまん。(システム乾燥の場合はコンテナの連結作業になります)


8:00-12:00 刈り取り
karitori.jpeg
機械によるい草の収穫です。
刈り取り機械から、コンテナに積み替える作業を行います。

12:00-15:00 昼食、休憩


15:00-17:30 網を外す(田んぼで翌日の刈り取りのため網外す作業)泥染め(倉庫)
dorozome.jpeg
独特の香り、色、光沢を出すため、天然染土を使って泥染めを行います。

 以上が1日のスケジュールの1例です。今年も是非産地へお越しください。

投稿者森岡:2013年3月13日 17:04

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