2013年2月 9日

肥後物産通信2月号「JAS規格一部変更について」

【JAS規格一部変更について】
2月1日熊本県農業研究センターにおいて、JAS規格改正の説明会及び講習会がありました。
そこで頂いた資料より、今回の改正点についてお知らせしたいと思います。
(以下の表現については頂いた資料より、分かりやすく解釈したものになります)

◎改正点
 1.耳毛の長さ(裏毛)
 JAS特等・2等規格において、従来より耳毛の長さ(裏毛)が1cm長くなりました。
 これにより、これまでより長イを使用した畳表を検査する事になり、畳表の品行が若干向上する事が考えられます。

 特等 10cm → 11cm
 1等    変更なし。
 2等  6cm → 7cm

 2.半畳用の畳表1枚当たりの長さ
 畳表1枚の長さ+5cmから、1枚の長さ+30cmになります。
 これにより10枚連続の畳表を裁断した場合、最後の1枚から半畳用を2枚容易に取れる事になります。

 3.重量
 JAS特等規格において、畳表1枚当たり500gの重量減となります。
 これにより、規格重量を満たす畳表が若干増えると思われます。
 (1等、2等規格においては変更なし)

◎規格改正の開始日
 現在、政権交代により正式な発表が遅れているとの事ですが、25年3月頃になると思われます。

◎旧規格の有効期間
 規格改正の開始日より1年間は旧規格の有効期間となります。

【産地状況2月9日】
 畳表の生産が本格的に始まりました。秋には少なかった下級品の生産も増えてきており、
現在市場では上級品から下級品まで揃う出品となっています。
正式な発表はまだですが、熊本の作付面積は822ha(18ha減)、農家戸数606戸(14戸減)になる見込みです。
fuukei2013029.jpg

投稿者西:2013年2月 9日 17:50

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