2014年11月 1日

肥後物産通信11月号「産地展示会報告」

 最高級品クラスを見て頂くことで、「価値の違いの提案時に役立ててもらいたい」と、10月19日(日)〜20日(月)に品質の見分け方の研修会と高級品を中心とした展示会を行いました。
 19日(日)が地元の千丁町で品評会入賞品の展示があることから、この日程に設定しました。休み明けの大変忙しい時期に、畳店様と生産者の皆様には、多数ご参加頂きありがとううございました。

(スタート時)
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会場では、普段あまり見ないような最高級品クラスを展示しているところに人が多く集まりました。
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また、商品に生産者名を表示しているので、「この人の商品は使った事がある」という方がいたら、来場されている生産者と直接会って話をする場を積極的につくりました。使った事がある商品を作っている人と直接会って、そのことが更に自信をもった施主様への提案に役立てばと思います。
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 ところで、先月の9月に熊本産にもこのような品質の良いものがありますというPRを目的に、地元材料商社様の協力を得て、兵庫県の山陽百貨店という百貨店で「熊本県産畳表替え相談会」という催事を行い、百貨店としてふさわしい品質の良い中級品から最高級品クラスを展示しました。ここで一番説明を求められたのは「価格の高いものと安いものと何が違うのか?」という事でした。
 この時に、我々は通常使うクラスから最高級品までを実際にみて相場も知っており、作っている人も知っている事が自信をもって説明する事につながった事を実感いたしました。畳店様にも同じように自信につながったこれらを展示会の中に盛り込みました。

 生産者の皆様には、今回のために僅かな枚数のために時期を合わせて最高級品を織って頂いたり、品評会の商品を持ってきて頂いたり、また忙しい中に来場して頂いたりと支えて頂いた事に感謝申しあげます。
今回の事が少しでも品質の違いが伝わり、国産需要の安定化につながればと思います。

投稿者松永:2014年11月 1日 07:09

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