2011年7月 2日

肥後物産通信7月号「農家ラベルを一部変更しました」

農家ラベルに原料原産地と製織地の表示をしました。

NoukaLabel.jpgのサムネール画像

<原産地表示の背景>
全国い生産団体連合会と熊本県い業生産販売振興協会が数回に渡って調査をした報告書によると、熊本産畳表の流通量が実際の供給量より大きく上回っているとありました。
畳表の流通実態調査報告書(平成18年)
畳表の流通実態調査報告書(平成19年)
畳表の流通実態調査報告書(平成20年)
畳表の消費実態調査報告書(平成21年)
「この要因としては、最終加工地を「産地」とする表示法(中国から輸入した畳表、い製品を国内で最終加工して「国産」や「日本製」と表示)との関連は否定できません。おそらく、多くの畳店(消費者)はこの表示についての認識や確認方法がないままに、アンケートでは「国内産」取扱いと回答し、実態以上の高い国内産流通比率になっていると思われます。」(報告書より)

以上のように報告書で指摘されていますが、毎年のように生産農家の10%前後がい草生産から離れている現状を改善する為にも原料原産地の表示が必要と考え上記サンプルのように変更致します。皆様のご理解を宜しくお願いします。(会社案内ビジョンへ)

投稿者higo:2011年7月 2日 10:32