2014年4月19日

肥後物産通信4月号「産地研修報告(第3回)」

 4月産地研修は三重県桑名市の(有)備後屋商店様がお客様の畳店様と共に10名で来社されました。勉強会や生産現場では大変熱心な質問が続きました。

(い業研究所に行く前の勉強会)
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(生田様見学 泥染め、乾燥機、選別機、織機などを見学しました)
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(生田様 現在の圃場見学)
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(上本様見学 生産工程を順を追って説明されました。なぜい切れやキズが起きるのかなど、実際の織機を稼働させて実演して頂きました)
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(織り上げた時は基本的に多少なりともい切れなどがあるもので、これから如何に綺麗に仕上げるか、ここを実演して頂きました。)
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い業研究所様、生田様、上本様には忙しい中にご協力頂き、大変有難うございました。

◎研修実施日:4月18日(金)〜19日(土)
◎参加者:10名
◎目的:お客様への価値提案力を高める
◎参加された方の目的の達成度(平均96.1% アンケート集計)
◎勉強した内容の理解度(平均90% アンケート集計)
◎研修内容 http://www.higobussan.co.jp/blog/2013/12/12-12.html

◎コメント
・畳表の命はヒゲの長さや織り込み本数だけじゃない、色々な違いがあることがわかった。(愛知県 S畳店)
・農産物としてのイ草の性質が理解できました。お客様にイ草の性質を説明するには時間的に無理ですが、高級表の説明をする時に自信をもってあたることができるようになりました。(愛知県  K畳店)
・生産現場を直接見学できた事は非常に良かったです。あとはユーザーにどこまで専門的な事を説明できるか。どこまでその必要があるのか、相手によってうまく判断していきたいと思います。(愛知県 Y畳店)
・実際に農家の人からの説明や、作業の状況の見学など、とても貴重な体験をさせていただきました。今回勉強した事を、お客様に説明すれば説得力がつくと思いますし、畳表への思い入れも変わると思います。(三重県 T畳店)
・今回初めて産地に来て、いろいろと勉強になりました。今回学んだことをこれから活かして営業していきたいと思います。(愛知県 K畳店)
・産地農家の手間・研究熱心さが良く判ります。一度だけでも参加されてはいかがでしょう。(愛知県 I畳店)
・畳業界に入って20年ですが、目からウロコの内容でした。このような研修を開催して頂きありがとうございました。(愛知県 H畳店)
・地方問屋としての立場からですが、各畳店さん達から「そうなんだ」「知らなかった」という声がよく聞こえてきました。現地に行ってみて始めてわかることは多いと思います。(三重県 B商店)
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◎研修を終えて
 「役にたった」との声を今回も頂き安心しました。この研修も何度か回数を重ねましたが、それでも実費でここまでいらっしゃって、「期待に応えたい」との思いで今回も精一杯対応しました。
今後とも施主様には品質の良い物をご提案頂き、熊本産の需要を安定的に高めて頂ければと思います。
 5月・6月はまた材料商様のご協力で、それぞれに参加の申し込みを頂いています。まだ別の日程には開催可能で、随時受付中ですので関心のある方は是非ご連絡ください。

投稿者西:2014年4月19日 15:26

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