2008年1月25日

肥後物産通信1月号 「建築士見学会報告」

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

【建築士見学会報告】渕上畳店様(熊本県水俣市)よりご提案頂き、水俣市建築士会との意見交換会を行いました。 目的:水俣市建築士会に「国産畳表のこんなところを見て欲しい」とアピ   ールし、 建築業者様より消費者へ畳表の価値を提案して頂ける事につなげる。

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◎建築士会より頂いた提案と感想(下記は建築士会アンケ-トより抜粋したものです)
▽畳表業界への提案畳表の簡単で明確な識別方法を考えるべきと感じました。現行の状態では、一度敷きこんでしまった畳では、産地や品種などの情報がわからないので、他の方法も考えるべきと感じました。今回、渕上さんより設計図の中で畳の仕様書(品目指定等)を要望されたが、ある程度の改善で実現可能と感じたので、是非前向きに取組んでいただきたいです。また、畳表の糸で判別する方法は畳屋さんまでなら何ら問題ないが、畳として仕上がった部分での判別は不可能です。畳表によって、県産の証である糸の使われている位置がバラバラというのも不思議です。いったい誰の為にあのような事をされているのかわかりません。エンドユーザーの視点からすると、もっと他の方法でも表示説明を工夫しないといけないと思いました。やはり、国産(県産)の畳表が良いという事は、今回の視察で十分に理解できましたので、今後もあきらめずにどんどんPRされて、取組んでいただきたいと思いました。また、一度に大量の畳表をどうにかして売りたいと考えるのはわからないでもないですが、このような時代だからこそ、まずは今より1枚でも多く売る事(使ってもらうこと)を考えるべきだと感じました。つまり、小口でもコツコツと採用してもらう事が、遠回りでも近道だと考えます。
▽産地視察研修の感想より1、今回の視察研修のような内容(畳・イ草に関わる内容)はこれまで無かった。企画して頂きありがたかった。2、これまで長年住宅建築に関わってきたけど、これほど産地(イ草)の近くに居ながらイ草の事を知らなかった。これからもどんどん情報を流して頂きたい。3、農家の大変な状況(労力の大変さ・細やかな作業・事業形態の様子ほか)を目のあたりにして、現在の価格が適正価格ではないと感じた。ある意味、農家の方々が気の毒に感じた。


▽参考まで

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よくある質問


◎私たちの取り組み今回の勉強会を通じて、PRの重要性を再認識いたしました。私たちにできるPRの手段として、今後ともネットを通じた情報発信に力を注いでいきたいと思います。【新春熊本状況報告】今年の仕入に参考になるような情報提供を目的にまとめてみました。 皆様方の今年1年の仕入に役立てばと思います。
2008年 新春熊本状況報告

投稿者西:2008年1月25日 17:33

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